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日本のへそ演劇祭トークセッション

2010年11月23日に行われた、日本のへそ演劇祭トークセッション「地域を越える演劇祭-祭りと芝居のおいしい関係-」に参加しました。
2011年2月~3月に名古屋で行われる「日本のへそ演劇祭(通称:へそフェス)」。開催に先立ち、全国各地から地域フェスティバルのキーパーソンをゲストに招き、演劇祭についてのトーク&ディスカッションが行われました。
各地の演劇祭の紹介にはじまり、どんな劇団をよぶのか、良い演劇祭の基準は、そもそも演劇祭を行う目的は? と話が発展していきました。時折、お国自慢や食べもの自慢など会場が笑いにつつまれるシーンもあり、多くの来場者が話に引き込まれていきました。
日本のへそ演劇祭トークセッション

「お店…カフェ・呑み屋・日本料理屋が会場です」とお話されたのが、仙台杜の都演劇祭の八巻さん。
食事をしながらお芝居を見ることができるそうです。普段演劇を観ない方、例えばお店の常連さんが観にくることもあるそうで、客層が広くいろいろな方に演劇を知ってもらうという点では面白い方法だと感じました。
会場のお店にとっても、普段自分のお店を利用しない方に来てもらえることで、新たに常連さんになることもあるので、双方にメリットがあるようです。

仙台にある「せんだい演劇工房 10-BOX」もおもしろい施設です。実質24時間使えて、長期で使えば使うほど安くなるなど、お得な値段設定がされているそうです。
建物は0の形をしていて、真ん中にある中庭のまわりを劇場などいろいろな部屋が囲まれています。どこでも舞台が組めるように電源を引くなどの構造にしているそうで、中庭に舞台を組む、中庭を客席にして部屋を舞台にする、無料貸出スペースで公演を行うなど、どんなことでも想定していて「今までできなかった公演は無い」と豪語していました。
日本のへそ演劇祭トークセッション

京都アトリエ劇研の杉山さんは、練習から公演まで滞在して舞台をつくりあげることを想定して、宿泊できる施設も貸出していると紹介。
福岡・九州地域演劇祭の高崎さんは、指定管理者として運営している「ぽんプラザホール」について、料金設定を細かくし終日使用料を低額にすることで、稼働率90%を越えていると紹介。
どちらの施設も、たくさんの団体が施設を利用しやすく配慮しているのがポイント。「いい感じでご相談いただければ」と口をそろえておっしゃていました。
以前、舞台公演のボランティアスタッフをして分かったのが、演劇をはじめダンスや音楽などの舞台公演は、会場費、音響や照明、大道具、舞台監督などのスタッフなど、多くの費用と人手が必要だということ(実は、それに加えてチケット販売などの宣伝も必要なのだが)。これら負担が少しでも軽減でき、公演に理解や協力を示してくれるスタッフがいる劇場は心強いと思います。

かなざわ演劇祭の岡井さんは、公演する劇団についてお話されていました。
良い芝居が見たいので他地域から劇団をよぶか、地元のフェイスティバルなので金沢で活動する劇団をよぶか、そのバランスについて苦労されているとのこと。
「井の中の蛙」のことわざのように、演劇レベルを上げるためにレベルの高い団体をよんで、地域で活動されるかたに刺激を与えたいとの想いが隠されているようです。

名古屋ではじまる「日本のへそ演劇祭(へそフェス)」の目的は何なのか…「フロンティア-問いの演劇祭」というキーワードが出ました。
今回の演劇祭は、京都から劇団を招いて公演します。それによって何がはじまるのかを実感するのが目的になるのではとのことでした。

どんな演劇が見られるのか、へそフェスの公演が楽しみです。
日本のへそ演劇祭トークセッション

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【参考】
日本のへそ演劇祭(へそフェス)

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日本のへそ演劇祭トークセッション
「地域を越える演劇祭-祭りと芝居のおいしい関係-」
日時:2010/11/23(火・祝) 18:00~20:00
場所:ナディアパーク「7th CAFE」
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