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名古屋城 金のシャチホコ

名古屋城のシンボルと言えば、金の鯱(しゃちほこ)ですね。ナゴヤ人は略して「金シャチ」とよんでいます。
晴れた日にメーグルにご乗車いただくと、名古屋城到着前に青空をバックに輝く金シャチをご覧いただけます。

シャチホコは、姿は魚で頭はトラ、尾ひれは空を向き背中に鋭いトゲを持つ想像上の動物です。(海の生物の「シャチ」ではありません!!)
海の動物なので火が付かない、あるいは建物が火事になった時に水を噴き出して火を消すという「火除けのまじない」として城の大棟に掲げられているそうです。
シャチを掲げることは、室町時代の前期、城郭が形成されたころから始まったと言われています。そして、後には城主の権威の象徴として掲げられました。名古屋城の金シャチも、徳川家康の権威を示したものかもしれません。

名古屋城の金シャチは、オスとメスの区別があります。北側がオスで南側がメスです。伊吹おろしの冷たい北風からメスを守るために、北側がオスなのだとか。
オスとメスを見分ける区別は3点あります。(1)尾ひれがオスの方が空を向いています、(2)黒目がメスの方が端に寄っています、(3)口がオスの方が大きく広げています。
金シャチ金シャチ
(写真は、左側がメス、右側がオスです)

金シャチデータ
高さ オス:約2.6メートル(2.621m)/メス:約2.5メートル(2.579m)
重さ 約1.2トン(オス:1,272kg/メス:1,215kg)
金板 18K/厚み:0.15mm →銅板の型に金箔を貼り付けています
金の量 43~44kg(オス:44.69kg/メス43.39kg)
うろこの枚数 オス:112枚/メス:126枚

大天守完成(1612年)当時の金シャチは、慶長大判1,940両/慶長小判17,975両に相当する金でつくられました。
金の純度が高いうえ、厚みもあって光輝も強いため、東海道や佐屋路、美濃路を歩く旅人、七里の渡しの舟人から、小さいながらも金の輝きを望むことができたと言われています。

金シャチは盗人の心を刺激する模様で・・・宝暦3年、大泥棒の柿木金助が大凧にのって天守閣の屋根に下り、金シャチのうろこ3枚を盗んだ・・・という怪盗伝説があります。ただ、真偽のほどは分からず、歌舞伎や講談、芝居のネタ話と言われています。
ところが、金シャチ盗難事件は現実に発生しています。
1937年(昭和12年)1月4日、名古屋城の測量図をつくるために天守閣にかけてあった足場を利用して天守閣にのぼり、金シャチのうろこ58枚をはぎとられる事件が発生しました。しかし、犯人は捕まり、一件落着したとのことです。
そのせいでしょうか、現在の金シャチのうろこは特殊な「五角形のボルト」で止められており、簡単には取られないようになっているそうです。

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【参考】
名古屋城
当ブログ「名古屋城」の記事
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